Manjaro Linuxに移行しました

November 19, 2019

検討から購入まで

仕事で愛用しているMacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015) の Window Manager が一日に一度程度暴走するようになり、一旦暴走し始めると CPU 使用率が 60%からなかなかさがらないので困っていました。

新しい 16 インチの Macbook Pro の発表の噂もあったけど、悩んだものの大きすぎるので見送ることにした。

近いうちに WSL2 もためしてみたいし久々に自作 PC することも検討したけど、ゆっくり検討する時間もも ATX ケース置く場所もないなーと思ってたら Ryzen APU を積んだ超小型デスクトップマシンがあることを知る。

ThinkCentre M715q Tiny、サイズは Mac Mini サイズでキャンペーン適用し不要なパーツを外してなんとお値段なんと¥ 33,110

購入時の構成は以下のような感じ

  • AMD Ryzen 5 PRO 2400GE (3.20GHz, 4MB)
  • Windows 10 Home 64bit
  • 8GB PC4-21300 DDR4 SODIMM
  • 128GB ソリッドステートドライブ (M.2 2242, PCIe-NVMe)
  • 内蔵ギガビットイーサネット
  • 内部モノラルスピーカー
  • HDMI ポート

これに SSD 500GB とメモリ 16GB を別途買い足し換装(+15,000)

  • Samsung SSD 500GB 860EVO 2.5 インチ
  • PATRIOT パトリオットメモリ ノートパソコン用メモリ SODIMM DDR4 2666MHz PC4-21300 16GB (8GBx2 枚組) CL19 PSD416G2666SK

合計 5 万円以下で新しい環境を手に入れました。

Linux へ

Win10 をさわったもののやっぱりいまいちしっくり来なかったのと WSL2 は 2020 年の 5 月頃とのことなので昔さわったことのあった Desktop Linux の世界へ。ただし、ここからが茨の道。。。

試した Linux ディストリビューションは以下の 3 つ

  1. elementary OS
  2. Ubuntu 18.04.3 LTS
  3. Manjaro

elementary OS

アプリや UI もよく調整されていて、好印象。もはやこれで良いと思ってた。

負荷がかかるタイミングで完全にフリーズする

メジャーな OS の方がやっぱりいいかな?と思い

Ubuntu

やっぱり負荷がかかるタイミングで完全にフリーズする。Linux カーネルのバージョンを疑い始める。5.0 系だったはず。

Manjaro

Rufus で Live USB を作成するも起動せず。USBWriter で作成すると起動。

Manjaro KDE

現時点で Linux カーネルは 5.3 系

ディスプレイ上のウィンドウを動かすとノイズが発生(ドライバの問題か?)

Manjaro Gnome

関係ないとだろう思いつつ一応試す。治った(なぜ)

OS 選定

Manjaro Gnome で Manjaro KDE にあったようなノイズは発生しなくなった。ただし、やはり瞬間的に負荷がかかるような処理でフリーズはすることがある(かなり少なくなった)。Arch Linux 系は初めて触ったけど、非常に良い感じなので Ubuntu に戻さずこのまま使うことにした。

まとめ

5 万円以下で、快適な環境が手に入ったので非常に満足。OS に不安定さが多少残るものの問題のないレベルまで落ち着いた。Arch Linux ベースの Manjaro はかなり良い。

その話とセットアップ編は今度書く。


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Webのフロントエンドからバックエンド、プロトタイピングからプロダクションまで。定額の開発サービスも。詳しくはAboutページで。