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DrupalCamp DENでPreston Soさんと話した

November 19, 2018

Keynote

今回のDrupal Camp DENのKeynoteはAcquia LabsでDIRECTOR OF RESEARCH AND INNOVATIONを務められているPreston Soさんでした。とても気さくな方で、僕の拙い英語を一生懸命聞いてくれて、また周りの仲間も通訳してくれてとても感謝してます。以下はプレストンさんの新著。

9781484240717 Decoupled Drupal in Practice - Architect and Implement Decoupled Drupal Architectures

KeynoteではDecoupled Drupalでラボでの成果を披露してくれた。その中でも一番興味深かったのは(また彼も重要と言っていた)最後のチャプターで、Decoupled Drupalとコンテンツ編集のこれからについての話だった。WEBの大半が善意と好奇心で構成されていた時代にティーンエイジを過ごして来た者としては、この先WEBがどの様に発展して行くのかは非常に興味を惹かれるテーマである。

具体的には、DrupalとAlexaの様なオーディオインターフェースの機器やチャットインターフェース、VR、MR、Apple Watchの様なスモールスクリーンから、インタラクティブな案内板の様なラージスクリーンまでの、現在の様なWEBページ中心では無いコンテンツの編集についてのアイデアをたくさんあるひとつとして紹介してくれた。

質問と主張

彼はあくまでコンテンツ編集の未来の形のひとつとして例を挙げてくれたのだけど、HTMLと分離したはずのDrupalが再び先ほど挙げたデバイスごとに結合している様な編集画面の図表だったので、「これは再びDrupalとそれぞれのデバイスに対するビューが結合してしまっていないか?Drupalのコンテンツ編集の未来はこの方向なのか?」と質問した。

回答いただいた中で、既存のコンテンツ編集者に配慮してのことという趣旨のコメントがあったこと、また本来的には複数のデバイスであっても編集体験としては単一のインターフェースが望ましいということを聞けたのがAcquia Labsらしい仕事だなと思えてとても良かった。ここで質問は時間切れで、後で話そうと言ってもらえたので遠慮なく話しかけさせてもらった。

僕の主張はDrupalの最終的なCMSの進化の方向は、1.schema.orgの様にあるいはそれに基づいてコンテンツを定義しパブリッシュすること。2.そのままだと無限に広がるスキーマのリンクをコンテキストに合わせてガイド(フィルタや重み付け)つまりデザインができる様になることではないかと話したつもり(多分伝わらなかった。。。)前半のschema.orgの事については良いんだけど、大変なんだよ的な事を言われていたと思う。またそのあたりの作業はAIに手伝ってもらうのがいいよね、という話でも同意してもらった。

持論とまとめ

ドキュメントのリンクから始まったWEBは、小さなデータ同士の繋がりとなり、今まさに具体的な製品となって我々の日常に浸透してきている。この流れは止まらないし、そのためのコンテンツ管理のソフトウェアとしてDrupalは非常に重要な位置にいると思う。それぞれが信じるより良いウェブのためにDrupalがあるいはDrupalのコミュニティとしてできることやっていきたいと思う。そういう風に改めて思えた、DrupalCamp DENはとても良い集まりだった。来年もスタッフあるいは登壇者として盛り上げられるよう頑張っていきたい。

おまけ

HTMLやCSSはリッチになりすぎた。将来、スキーマが完全に定義され現在WEBデザインと呼ばれているものはオプションになり、コンテンツへのアクセスはWEBブラウザも現在のAlexaの様な画一的なインターフェースが標準になるのではと思っている。例えるなら、SafariやPocketのリーディングモードはWEBページから装飾を取り除いたものがメインのウィンドウにあり、そのコンテキストにおいて重要なリンクが表示されているかもしれない。

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Tomotsugu Kaneko

Written by Tomotsugu Kaneko who lives and works in Japan.